【レポート89】農業用ドローンの最前線を体感!NINJA LINKSS主催「アグリX」開催報告

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農業用ドローンは目覚ましい進化を遂げ、大型化・高機能化が進んでいます。これにより、ドローンの活用用途は拡大の一途を辿り、関連法整備や各社ドローンに最適化された資材開発も活発化しています。

このような状況を踏まえ、NINJA LINKSSは農家の皆様および特約店の皆様を対象に、農業用ドローンの将来性を体感いただくためのイベント「アグリX」を2024年12月21日に開催いたしました。

本イベントでは、進化し続ける農業用ドローンの最新動向や活用事例、今後の展望などを共有し、参加者の皆様に農業の未来を肌で感じていただく機会となりました。

イベントの主な内容

最新ドローン機体の展示・デモンストレーション

大型化・高機能化した最新機種の実機を展示し、性能や操作性などを間近でご覧いただきました。また、実際の圃場を想定したデモンストレーション飛行も実施し、ドローンの実用性を体感いただきました。

出展していただいた、株式会社丸山製作所は「DJI AGRAS T50」、XAG JAPANと、どちらも女性パイロットが実演をしてくださいました。

ドローンを活用した最新技術・ソリューションの紹介

精密農業を支援するセンシング技術やデータ解析技術、農薬散布・施肥の効率化に貢献する散布システムなど、最新技術・ソリューションを紹介しました。

「バイオバランスECO」は、宝来メデック株式会社が提供する植物の成長促進や土壌改良を目的とした農業用資材です。この製品は、安心・安全な原料を使用し、100%鹿児島県産の素材から作られています。また、有機JAS使用可能資材として認可されており、観葉植物や園芸、農業など幅広い分野で利用されています。

ザルビオ(xarvio)は、BASFが提供するデジタルファーミングソリューションであり、農家が効率的に作物を生産できるよう、各圃場区画ごとの農学的アドバイスを提供するデジタルソリューションです。

ザルビオの主なサービスである「ザルビオ フィールドマネージャー」は、人工知能(AI)や人工衛星からの画像解析データを活用し、圃場ごとの生育状況の見える化や病害発生予測を行い、最適な栽培管理を提供してくれるサービスです。

クミアイ化学工業株式会社の「豆つぶ剤」は、水田での除草・殺虫・殺菌を目的とした省力散布製剤です。この製剤は、鯉のエサからヒントを得て開発され、ドリフト(薬剤の飛散)が少なく、軽量で優れた自己拡散性を持つことが特徴です。

「豆つぶ剤」は、10アールあたり250gと少量で済み、ひしゃくを使った手撒きやドローン、ラジコンボートなど多様な散布方法に対応しています。特に、粒径が大きいため、圃場周辺への薬剤飛散の心配がほとんどなく、環境への配慮もなされています。

誠和アグリカルチャは、植物の光合成を高める“5-アミノレブリン酸(5-ALA)”を世界で初めて配合した液体肥料「ペンタキープ」を主に取り扱っています。ペンタキープは、野菜や果物だけだけではなく、様々な農作物に使用することができます。

天才ピアニスト月ノいづみさんとダンディボイスの坂本哲さんのライブ演奏

ラジコン草刈機スパイダー

レンタルコトスのチェコ製のラジコン草刈機「スパイダー」は、弊社NINJA LINKSSでもサービスを開始が決定!農作業の中でも、かなりの重労働なのが草刈作業。こちらも大型ドローン同様に女性でも簡単に操作が行えます。

イベントを通じて

参加者の皆様は、農業用ドローンの進化と可能性を改めて認識し、今後の農業経営におけるドローン活用のヒントを得られたことと思います。NINJA LINKSSは、今後もこのようなイベントを通じて、農業分野におけるドローンの普及と発展に貢献してまいります。

今後の展望

NINJA LINKSSは、「アグリX」で得られた参加者の皆様からのフィードバックを活かし、更なるイベント企画・運営に繋げていくとともに、農業用ドローンの普及に向けた様々な取り組みを推進してまいります。

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