人材開発支援助成金 申請から受給までのステップガイド

農業ドローンのライセンス取得に活用して頂ける助成金について、申請から受給までのステップガイドをご案内します。要件と書類さえ揃えれば、法人様がお得に従業員に受けていただける制度です。申請は、ご担当の社労士さんにお任せするか、この記事をしっかり読んで自社で申請していたく方法がございます。是非ご参考になさってください。
助成金申請・受給までの流れ
従業員の職業能力向上をお考えの事業主の皆様、人材開発支援助成金の活用をご検討ください。この助成金は、社員のスキルアップを支援し、企業の成長を後押しする国の制度です。申請から受給までの流れを分かりやすく解説します。
計画的な能力開発が成功の鍵!人材開発支援助成金を活用するには、事前の準備が非常に重要です。
「職業能力開発推進者」の選任
まず、社内で職業能力開発の取り組みを推進する担当者を選びましょう。この推進者が、助成金活用の中心となります。
「事業内職業能力開発計画」の策定と周知
選任された推進者は、従業員の職業能力開発に関する具体的な計画(事業内職業能力開発計画)を策定し、全従業員に周知する必要があります。この計画が、今後の訓練実施の指針となります。
これらの詳細については、厚生労働省の以下のページでご確認ください。
提出書類の例
・職業訓練実施計画届
・訓練別の対象者一覧
・人材開発支援助成金 事前確認書
訓練開始1ヶ月前までに必要な書類を提出
訓練を開始する1ヶ月前までに、以下の必要書類を作成し、管轄の都道府県労働局へ提出しましょう。
書類の詳細は、厚生労働省の人材開発支援助成金ホームページで確認できます。
厚生労働省 人材開発支援助成金ホームページ
【どこに相談・提出する?】 管轄の労働局は「雇用関係助成金申請等受付窓口一覧」で確認できます。手続きに関するご相談は、最寄りのハローワークでも可能です。
計画に基づいた着実な実行
事前申請が完了したら、策定した計画に従って職業訓練を実施します。効果的な訓練で、従業員のスキルアップを目指しましょう。
訓練終了後2ヶ月以内に必要書類を提出
訓練が終了したら、受講終了日の翌日から2ヶ月以内に以下の必要書類を作成し、管轄の都道府県労働局へ提出してください。
提出書類の例:
- 支給要件確認申立書
- 支払方法・受取人住所届
- 人材開発支援助成金 支給申請書
- 賃金助成の内訳
- 経費助成の内訳
- OFF-JT実施状況報告書
必要書類の詳細は、厚生労働省の人材開発支援助成金ホームページでご確認ください。
厚生労働省 人材開発支援助成金ホームページ
【申請様式はどこで手に入れる?】
各助成金コースの申請様式は、こちらのページからダウンロードできます。
審査結果を待つ
提出された書類に基づき、支給審査が行われます。審査には時間を要しますが、結果として助成金が支給されるか、不支給となるかが決定されます。
受給までの期間にご注意を!
人材開発支援助成金の申請から受給までにかかる期間は、最短で3ヶ月程度です。計画的に申請を進めましょう。
人材開発支援助成金を活用して、貴社の従業員の能力開発と事業の発展にお役立てください。ご不明な点があれば、お気軽に最寄りのハローワークや労働局へお問い合わせください。