NINJA LINKSSが農業ドローンで水稲の猛暑対策を強化!追肥散布サービスを開始

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全国展開する農業ドローンサービスNINJA LINKSS(ニンジャリンクス)は、この度、猛暑による水稲への影響を緩和するため、新たなサービスとしてドローンによる追肥散布を開始しました。これまで主に殺菌・殺虫防除を目的とした散布サービスを提供してきましたが、気候変動による猛暑が常態化する中、猛暑対策としての追肥の重要性に着目し、サービスを拡充します。

猛暑で追肥が必要な理由

近年の記録的な猛暑は、水稲の生育に甚大な影響を与えています。高温が続くと、稲は以下のような状態に陥りやすくなります。

一発肥料の早期溶出と肥効切れ
稲作で広く利用されている一発肥料は、その名の通り一度の施肥で収穫期まで効果が持続するよう設計されています。しかし、猛暑による高温が続くと、土壌中の微生物活動が活発になり、肥料の分解・溶出が早まります。 その結果、本来収穫期まで効くはずの肥料成分が早期に失われ、稲の生育後半で養分不足に陥ってしまうのです。

光合成能力の低下と登熟不良
高温ストレスにより、稲の光合成能力が低下し、実りの時期である登熟期に十分な養分を吸収・転流できなくなります。これにより、米粒の充実が阻害され、収量や品質の低下に繋がります。

根の活力低下と養分吸収の阻害
高温は土壌中の微生物活動に影響を与え、根の活力を低下させることがあります。これにより、稲が必要とする窒素やカリウムなどの養分吸収が効率的に行われなくなり、生育不良を招きます。

葉の老化促進
猛暑によって葉の生理機能が低下し、早期に老化が進むことがあります。健康な葉が維持できないと、光合成による養分生産が滞り、結果として稲全体の生育が停滞します。

このような状況下で追肥を行うことは、稲の栄養状態を改善し、猛暑によるダメージを軽減するために非常に重要です。 特に一発肥料の肥効切れが懸念される場合は、追肥によって不足しがちな養分を補給することで、光合成能力の維持、根の活力回復、そして健全な登熟を促し、収量と品質の確保に繋がります。

散布現場とパイロットへの教育の様子

NINJA LINKSSは、農業ドローンの高い機動性と精密な散布技術を活かし、広範囲の圃場でも効率的かつ均一な追肥散布、または可変施肥(センシングやザルビオなどの別途料金が発生)などの必要な場所へのピンポイント散布も可能にします。これにより、農家の皆様が直面する猛暑によるリスクを低減し、安定した米作りをサポートしてまいります。

散布費用は、一反あたり¥2600〜(税別)
散布量に応じて費用が異なりますので、お問い合わせください。

この新しいサービスにご興味をお持ちいただけましたら、
ぜひNINJA LINKSSまでお問い合わせください。

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