【リポート92】鮎河RMO事業を視察するため 滋賀県関係者が来訪されました

  • URLをコピーしました!

2025年1月25日に滋賀県農政水産部 農村振興課が主催する農山村のこれからを考える連続講座 「さとのかぜ倶楽部」にて御一行が弊社NINJA LINKSSに視察をされました。

農村RMOとは

農村RMOとは、農村型地域運営組織の略で、RMOとはRegion Management Organizationの頭文字を取ったものです。この組織は、複数の集落が連携し、地域の農産活動や環境促進、生活支援などを通して地域コミュニティの維持と発展を目指しています。

地域住民や自治会、社会福祉協議会など多様な関係者が協力して設立されることが特徴です。主な活動として、農地や水路などの資源管理、地域資源を活用した経済活動、住民の生活支援などが挙げられます。

背景

滋賀県においては農村型地域運営組織の形成推進に力を入れており、地域コミュニティの維持・強化を目指しています。農村RMOは、農業生産、資源管理、生活扶助の3つの集落機能を補完する組織であり、農家と非農家が一体となって参加することで、地域の課題解決を図ります。また「さとのかぜ倶楽部」などの連続講座を開催し、地域の将来を考える機会を提供しています。鮎河地域ではR4年度にRMO事業に参画し、旧保育園の改装やスマート農業に対する取り組みを行なっております。

RMOの重要性について(引用:農水省HP)

中山間地域等の条件不利地域ほど高齢化・人口減少が顕著である。特に集落の総戸数が9戸以下になると、農地の保全等を含む集落活動の実施率が急激に低下する傾向にあるため、農業生産活動のみならず、地域資源(農地・水路等)の保全や生活(買い物・子育て)など集落維持に必要な機能の弱体化が危惧されます。

  今後の人口動態を踏まえると、中山間地域での集落活動実施率は更に低下し、食料供給機能や多面的機能の維持・発揮に支障が生じる恐れがあるため、農家、非農家が一体となり様々な関係者と連携し、地域コミュニティの機能を維持・強化することが必要です。

視察の概要

今回RMO事業を実施している鮎河、滋賀県の農政水産部様や県内3つの地域が視察に訪れました。
旧鮎河小学校の内覧や廃校取得の経緯、会社概要についてご説明をいたしました。

その後にDJI AGRAS T25の実演も行い、迫力のある大型のドローン実演に皆さんがスマホを向けられていました。

まとめ

農村RMO事業の推進により鮎河地域は農村でありながら、農業だけでなく非農家の方々も積極的に活動に参加をして農用地保全や地域資源の管理について積極的に活動されています。

NINJA LINKSSにおいて鮎河の農薬散布をドローンで行わせて頂き、農村維持に参画をしております。その他にも学校にはこれまでの鮎河小学校の写真や教科書を保存しており、お盆の時期は展示をして多くの地域の皆様に見て頂き、学校を懐かしんで頂きました。
今後は農薬散布だけでなく、他の作業においても積極的に関わりをもり、農村の活性化に貢献をしていきたいと思います。

NINJA LINKSSへのお問い合わせはこちらからどうぞ

あわせて読みたい
お問合せ ..... NINJA LINKSSのサイトにご訪問いただき、誠にありがとうございます。各種お問合せにつきまして、それぞれ担当の窓口を設けております。最もご希望に近い窓口をお...
  • URLをコピーしました!
目次|INDEX