【リポート108】南高梅発祥の地・和歌山県みなべ町「たかだ果園」様にて、有機肥料のドローン散布を実施いたしました

日本一の梅の産地、和歌山県みなべ町。その中でも、今や世界的に知られる「南高梅」の原点ともいえる場所があります。 先日、弊社は南高梅発祥の地として知られるたかだ果園様の農地にて、ドローンによる有機肥料の散布作業を行いました。
100年以上の歴史を紡ぐ母樹(ぼじゅ)が守られる神聖な園地での作業。その様子をリポートいたします。



南高梅発祥の地で、ドローンが飛ぶのは初めて!なのだそう。
1. 南高梅の歴史が息づく「母樹」の園地にて


今回作業をさせていただいた、たかだ果園様は南高梅の歴史そのものといえる農園です。園内には、明治時代に高田貞楠氏によって発見された「南高梅の母樹」が現存しており、現在普及しているすべての南高梅はこの1本の木から始まったとされています。
100年を超えてなお力強く枝を広げる母樹の姿に、スタッフ一同、日本の農業の歩みと重みを感じる中での作業となりました。



もしかして、「南高梅」の「高」は「高田」さんのお名前から⁉
2. 地域最古の有機認定農家としてのこだわり


たかだ果園様は、歴史を守るだけでなく、環境に配慮した持続可能な農業の先駆者でもあります。このエリアで最も早くから「有機JAS認定」を取得されており、高田社長の品質と安全性に対する妥協のない姿勢は、地域の若手農家さんからも厚い信頼を寄せられています。
今回は、そのこだわりの栽培方針に沿った「有機肥料」を、ドローン(DJI AGRAS T25)を用いて散布いたしました。



まずは、測量を行います!
見学の参加者さんも思わず声をあげてますね。
3. 「伝統」と「先端技術」の融合


広大な梅林での肥料散布は、傾斜地も多く、重労働を伴う過酷な作業です。 今回、ドローンを活用することで、以下のメリットを提供することができました。




- 精密な散布: GPSを活用し、広範囲に均一に肥料を散布。
- 負担軽減: 人力での運搬が困難な場所でも、短時間で効率的に作業を完了。
- 土壌への配慮: 重機を入れないため、大切な梅の木の根を傷めることがありません。


高田社長からも温かいお言葉をいただき、伝統を守る現場に最新技術という新しい風を吹き込むお手伝いができたことを光栄に感じております。


最後に
高田社長、この度は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。 NINJA LINKSSはこれからも、歴史ある農地の継承と、これからの農業の効率化を両立させるパートナーとして、地域農業に貢献してまいります。
SPECIALThanks
「紀州たかだ果園」さまの公式サイト 是非ご覧ください
和歌山県の農産物を世界に発信されている「はまさと」さま
https://www.hamasato.com
ECサイトの運営もされています
https://5star-marche.jp/
情報交換にお見えいただいた
循環型社会の創生に取り組んでいらっしゃる、みなべ町議会議員の真造賢二先生








