【リポート97】滋賀県湖北地域での可変施肥研修会に登壇しました

  • URLをコピーしました!

研修会の目的

令和7年3月14日(金)、滋賀県米原市の有限会社親和様 休憩舎にて、「最新大型ドローン(AGRAS T50)による可変施肥手法研修会」が開催されました。本研修は、滋賀県湖北農業農村振興事務所農産普及課が主催し、担い手農業者や関係機関を対象に、リモートセンシングデータとAI技術を活用した最先端の可変施肥技術の習得を目的としています。

背景と課題

近年、湖北地域でも自立飛行型ドローンの導入が進み、病害虫防除や追肥作業への活用が広がっています。また、RTK基地局の整備により大型ドローンの利用が容易になり、作業効率の向上が期待されています。しかし、農業の大規模化に伴い、経験の浅い従業員の増加が進む中で、的確な病害虫防除追肥作業の実施が難しい現状があります。そこで、人工衛星によるリモートセンシングやAI解析を活用し、経験に依存しない精度の高い施肥作業が可能となる「可変施肥」技術に注目が集まっています。

滋賀県「滋賀のおいしいコレクション」HPより引用
https://shigaquo.jp/area/kohoku.html

研修会の内容

① 最新RTK対応大型ドローン「AGRAS T50」の特徴と活用

当日は最新のRTK自立飛行型大型ドローン「AGRAS T50」の基本仕様や運用方法について解説がありました。特に、可変施肥への対応力や、広範囲な圃場における高精度な飛行安定性など、従来機にはない強みについて、参加者の関心が高まる内容でした。

② ザルビオフィールドマネージャー®を活用した可変施肥マップ作成

湖北農業農村振興事務所農産普及課の職員による講義では、ザルビオフィールドマネージャー®による地力マップ・生育診断マップを基に、効率的な可変施肥マップの作成手順が紹介されました。AI解析により、農地ごとに異なる施肥設計ができるため、無駄のない適切な資材投入が可能になる点が説明されました。

ザルビオの公式HP
https://www.xarvio-japan.jp

③ドローン散布に適した高濃度散布用液肥(コロン)について

その他にも片倉コープアグリ株式会社からドローンによる高効率な施肥作業に適した高濃度液肥「コロン」の商品が展示されていました。

コロンはNPKは27-0-0と高濃度な窒素液肥です。
しかし希釈倍率は2-5倍とドローン散布しても肥料焼けが少ない商品となっており炎天下の肥料散布対策にもってこいの商品です。

片倉コープアグリ公式HP
https://www.katakuraco-op.com/site_fertilizer/products/pdf/Coron.pdf

今回の研修を終えて

本日は、滋賀県湖北農業農村振興事務所・農産普及課のドローンイベントに参加させていただきました。
ご一緒させていただいた皆さんが、可変施肥やドローンの可能性に興味を持ってくださり、とても嬉しかったです。

可変施肥に関しては、私自身まだまだ勉強中です。でも、これはあくまで“手段”であって“目的”ではないということは、これからも忘れずにいたいと思います。やっぱり目指すのは、地域の農業がもっと元気になる未来ですよね。

こうして現場の声を聞きながら、一緒に学び、挑戦していくことが大切だと改めて感じた一日でした。これからも、皆さんと一緒に農業の未来を耕していきたいと思います!

引き続き、どうぞよろしくお願いします。


主催

滋賀県湖北農業農村振興事務所農産普及課

開催日時・場所

  • 日時:令和7年3月14日(金)15:00〜16:30
  • 場所:有限会社 親和 休憩舎(米原市世継1167)
  • URLをコピーしました!
目次|INDEX